さらばオーナー部長!失態をおかし平社員へ降格!私もついでに降格!?

パチンコ店オーナー部長

オーナーの息子の部長は異端児だった

パチンコ店オーナー部長部長は私の直属の上司だった。彼は雇われではなく社長の息子なので自分のやりたいようにできる。

新しいサービスも上司にお伺いを立てなくても独断で実行できるので、やりたい放題の部分があった。私は彼にさえ報告をしておけば、他の店長や上司にお伺いを立てなくてもいいので楽に仕事ができた。

店の規則を破って出勤してきた社員

その日は定休日明けだった。朝礼をするために社員を集めたところ、1人だけ違和感がある社員がいた。その違和感とは

髪の毛金髪に染めてきたのである。

規則として男性も女性も分かるかか分からないかの茶髪ならOKにしていた。しかし彼の髪の毛は度を越して金髪だったのである。

私はこっぴどく彼に注意した。その時、部長が現れた。

部長は中途半端な行為が大嫌い

部長は金髪のパチンコ社員を怒るどころか「お前、ええ髪の毛の色しとるやないか~」とほめた後に

髪の毛だけと言わず全部やったれや!

と彼を事務所に連れて行った。そして女子社員にあるお使いを頼んだ。

買いに行ったのは髪の毛の脱色剤ブリーチ

部長は金髪の社員を座らせ、ブリーチを作り出した。

お前、髪の毛だけとか遠慮したことするな、体中の毛という毛全部金髪にしろや!

とブリーチを眉毛、まつ毛、わき毛にぬりまくった。30分経過すると彼は外人になっていた。そしてそのままホール勤務を命じた。

店員とお客さんの反応は?

外人のようになった彼の風貌を見てみんな驚いた。笑いを通り越して引いていた。そして第二の試練が彼に与えられた。

そのままの風貌で他店に統計を取りに行く事。

商店街の中を通り他のパチンコ店4軒にお客さんの人数を調べに行く。彼はたちまち有名になった。そしてある人が本社にその状況を伝えに電話を入れた。

部長と私は本社の専務に呼び出された

商店街の人から社員をいじめているとの通報があった。お前ら心当たりあるよな?と専務が言った。部長は間違いありませんと認めた。専務は部長に告げた。

お前は半年間平社員としてホールで働け!

と。まさか経営者一族が平社員にされるなんて!と驚いた。そして専務は私にも言った。

あっ、そうそうお前もやで!

部長と一緒にいながら彼を止めなかったので共犯という事になった。とんだとばっちりの1日でした。

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この記事を書いた人

元パチンコ店長。今では考えられないパチンコ店員の実態やパチンコ店運営、集客にまつわる話を暴露していきます。YouTubeチャンネルもぜひチャンネル登録よろしくお願いいたします!

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